みんなの夏の思い出は?
おす!
梅雨が終わって気持ちいい青空が続いてるけど、流石にちょっと暑過ぎだな。。
こんなんじゃ外に出るのも億劫だしアウトドアも辛くてできやしない。。
夏フェスシーズンにも突入していて、いろんなところでお祭りしてるけど、休憩や水分補給しっかりして、熱中症には本当に気をつけて楽しんでください。
大丈夫と思ってた矢先に、気付いた時にはぐったりしてるってこともあるらしいから、「自分に限っては大丈夫」とは決して思わないことが大事。
とは言うものの、楽しい楽しい夏が到来しましたよ2019年😎
夏というものは、どうしても心持ちがそわそわワクワクして、何か楽しいハプニングが起こるんじゃないかみたいな、この季節はそんなことをいつも思わせてくれる。
かれこれ小学生で「夏休み」というものを経験して以来、ずっとこの気持ちが続いている感じだ。
どうやら精神年齢は成長してないらしい。笑
でも確かに夏はイベント事が多いし、実体験としても夏というのは楽しいことが多かった。ここで俺が夏フェス童貞を卒業した時のエピソードでも綴ってみよう。
俺が人生で一番最初に参加した夏フェスといえば、地元大阪のサマソニでもなく、フジロックやロッキンでもなく、四国はうどん県(香川県)が誇る今や巨大音楽フェス「MONSTER baSH」通称モンバスだ。
特定のバンドだけがずっと好きだったので、持ち時間短めの夏フェスには最初はあまり興味がなく、フェス童貞を卒業したのはちょっと遅くて大学1年生の最初の夏休みだった。
当時、俺はたまたま友人に連れられて見学に行ったダンスサークルで、すっかりパフォーマンスに魅了されて、サークルに加入してブレイクダンスを踊る毎日を過ごしていた。
大学チャリ圏内で一人暮らしをしていたので、大学授業後のサークル活動に加え、その後のバイト終わりの終電の時間くらいからみんなで最寄りの駅に集合して、閉店したお店のショーウィンドの前とかで朝までワイワイ練習していた。(みんなも夜の駅やデパートで一度くらいはそんな光景みたことあるだろう。笑)
ヒップホップやブレイクビーツなどを聴く連中と飲みに行ったりクラブに遊びに行ったりすることが多かったけど、もちろんロックも変わらず大好きだったし、ダンスサークルの中でもロック好きな仲間内で頻繁にカラオケに行ったりにして、エルレやストレイテナー、BUMPなどを熱唱したり、今思い返すとマジで楽しい大学生活を送ってた。
そんな中で俺をロック好きと知った熊本出身のサークルの女の子が「みんなでモンバス行くけんサトシも行かん?エルレも出るよ!」と誘ってくれた。それが俺の最初のフェス参戦。
当時その娘には彼氏がいたんだけど、実は俺はその娘のことがめちゃくちゃ好きで、飛び跳ねるくらい嬉しかったのを今も鮮明に覚えている。
でもわかる?
彼氏がいるのに他の男に惚れられるような女の子だ。
そう、いわゆる魔性を持った女の子だった。笑
そして"彼氏がいる"と知ったのも、モンバス当日レンタカーを借りて6人くらいで会場に向かう途中で、車内での会話で発覚した。
「大好きな娘とフェスにいける!これは何かあるかもしれない!」という淡い期待が見事に崩壊した瞬間だ。天国から地獄とはまさにあの時のことを言うんだろう。
フェス中ももちろんそのショックから抜け出せずに、文字通り抜け殻状態。笑
俺の気持ちはその5人には打ち明けてなかったから、彼らも俺の落ち込みように意味がわからず心配してただろう。
ちなみにその当時のモンバスは「空海」と「龍神」の2つのステージしかなくて、あのまんのう公園にいれば全てのバンドを見ることができた。
その時のタイムテーブルがこれだ。
最悪な気分に反して、ラインナップは最高以外のなんでもない。笑
周りには笑顔で楽しむキッズばかりで、"俺はこんなところで何をしているんだ?ふさぎこんだままで。俺はどうしたいんだ?"と、うなだれた。
そして日が落ちてきて、その日トリでメインステージに出演した大本命ELLEGARDENのライブが始まった。エルレのライブを棒立ちでスタートしたのは、後にも先にもあの日だけだろう。しかし星空の下で4人が奏でたスターフィッシュで、歌詞が見事に刺さり大号泣した。
ウジウジ悩む俺に「どうするかはテメーで決めろ!」と言われた気がして、涙を拭って最後のMake A Wishでぐちゃぐちゃにモッシュして、その直後にその娘に告白した。
まさかの急展開に自分でもびっくりだ。笑
不思議なもので、気持ちを吐き出した後はめっちゃくちゃスッキリして(返事はもらわず好きと伝えただけ)、翌日のモンバス二日目は完全燃焼して遊び倒して、俺の初の夏フェスはこれでもかってくらい青春しまくった2日間になったのだ。
ちなみにその3ヶ月くらい後になるけど、その娘は彼氏と別れて俺と付き合うことになったんだぜふふふふふ。笑 (結局俺も1年半くらいで別れたけど)
そして次回作のNEO-Nには当時のことを思い返して書いた歌があります。w
音楽は記憶や感情と強く結びつく特性があって、今でもあの時の曲を聴いたらその当時の感情や映像、匂いまでもがすぐ溢れてくる。
俺はもちろん自分のためにバンドをやって曲を書いているけど、もしみんなの人生の節目節目の大事な思い出を、何年先でも俺たちの曲が呼び起こせたら最高だなーとか思いながら歌ってたりする。
まあそれは俺が勝手に思ってるだけで、そうなれば良いなってくらいで、みんなは好きに俺らの音楽を楽しんでくれたらいいっす!
この地獄のような暑さは置いといて、今年の夏もたくさん楽しいことしたい。いくら忙しくても、やっぱ遊ぶ時間は絶対作らないとな。
ちなみに俺はこの夏は初のキャンプにチャレンジしよかなと思ってる!ちゃんと自分でテント張るやつ!
また行ったら報告します。そしてもちろん来年こそモンバスに出たい!
じゃあまた!